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富山製紙での働き方
Work style by occupation
職種別の働き方
原質課
原料となる古紙の保管管理、原料の溶解と不純物の除去を行い「紙のもと」を作るまでが原質課の仕事。紙の繊維の長さ調整、強度や防水性など紙の特性ごとに必要な薬品の添加も行います。紙の品質に大きく関わるため、気は抜けません。
古紙の塊/回収された古紙は大きな塊になって搬入されます
重機操作/多くの人が入社してから重機免許を取得。会社が全面的にバックアップします
マシンオペレート/
申し送り/交代時の申し送りも品質を保つための大切な業務
抄紙課
抄紙課は、原料を抄いて紙にする部署です。使用用途や性能に応じた厚みや強度、積層などを製品ごとに判断します。ムラや穴のない均一な厚みを作るための調整が最も重要で、気を使うポイントです。できた紙を乾燥させて巻き取るまでを担います。
抄紙機/カーペットよりも大きな紙が抄かれていきます
乾燥機/社内で一番暑い場所。スポット空調機や空調作業服が支給されています
スリットマシン/紙をカットする機械も巨大
休憩/仕事の合間には情報交換やおしゃべりタイムも。ちょっと一息の時間
原動課
原動課は、ボイラーと発電設備の管理を行う部署。当社ではコージェネレーション(熱電供給)によって、発電タービン稼動時に発生する排蒸気を抄紙工程で紙の乾燥に活用するなど省エネ、省資源システムが確率されています。
発電設備/社内で使う電気の約20%はここで発電されます
電気設備/ 紙づくりのマシンだけでなく、社内の電気設備の管理も原動課の仕事
配水施設管理/夜間の排水施設のチェックは原動課が担います
焼却場
周辺の環境保全と低公害化のため、社内で出る廃棄物を焼却するための施設です。焼却に使用する燃料はRPFというリサイクルされた固形燃料を使います。使用済み排水の汚泥も合わせてここで焼却されます。
マシンオペレート/RPFボイラーは、「資源生産性革新計画」の認定を受けた環境にやさしい設備
マシン清掃/焼却機を清潔に保つことが効率的な燃焼のために重要な仕事
作業中の人/焼却場は一人作業が中心。責任感を持って仕事にあたります
営繕課
機械、設備の補修と修理、メンテナンスなどが営繕課の仕事。営繕課は工場内で唯一、交代勤務ではない部署ですが、トラブルがあった時は緊急出動をして迅速な解決に努めます。マシンと業務の健康運転を保つための富山製紙の「守り神」。
見回り/社内を巡回する後ろ姿も頼もしい
メンテナンス/定期メンテナンスでマシントラブルを防ぎます
足場修理/機械だけでなく安全設備の管理も営繕課が担います