ダイナミックかつ繊細なところが気に入っています
「抄紙」の仕事は、原料を抄くところから、抄いた紙を乾燥させて巻き取るまでの広い範囲を担います。「紙」というととても身近ですが、1ロールが何トンもあるとてもスケールの大きい仕事です。
機械だけでも十数メートルになるので、1人ですべてをチェックすることはできません。当社では4人がチームになって確認しています。原料はきちんと供給されているか、紙は均一な厚みで漉かれているか、乾燥や巻取に問題はないか、すべてに目配りするのは大変ですが、「スケールが大きくて繊細」というところがこの仕事の醍醐味だと思うし、好きなところです。早くもっと仕事を覚えたくて、自分の仕事の合間に班長の後ろについて回ったり、質問攻めにしています。
大変なのは乾燥機の前かな。とにかく暑いんですよ、当たり前だけど(笑) でも最近、送風機付きのジャケットが導入されたので、ずいぶん楽になりました。そういう部分への対処が早いのが当社のいいところです。