製紙業のシェアは大手によってほとんどが占められています。
大手に属さず負けず、当社が独立系メーカーを維持できたのは、大手に負けない高品質製品を提供してきたからです。
高品質は、常に高性能志向した設備のもと、年間9万トンの再生紙を生産する当社は、特定のグループに属さない独立系再生紙メーカーとしては国内屈指の規模を有しています。私たちだからこそお応えできるお客様のご要望、市場のニーズがあります。

当社は富岩運河のほとりに立地しています。古くからこの地は物流の要衝であり、創業時は木材基地であったことにも由来します。工業県「富山」が、産業古紙の供給と、製品用・包装資材をとしての需要が、産業基盤として当社の成長を支えてきました。

霊峰立山を源とする豊富な水資源は、富山の産業を支えます。一年中安定した水質の清らかな水は添加薬品の効果を高め、柔らかく加工しやすい板紙を作り出す源となっています。

原紙づくりは、愚直な工程です。また、産み出される製品も非常に地道です。一方、紙は自然由来の製品であるからこそ、季節変動や、提供される古紙内容によっては、品質の違いも生じます。堅実で研究熱心、地道な努力を重ねる、富山由来の人からなる熟練工たちが、当社の高品質を生み出してきました。